姫路駐屯地訪問

松竹映画【日本の一番長い日】に登場する、陸軍大臣田中静壹東部軍管区司令官の遺品が資料館に所蔵されていました。ガラスケースの左上には、１９４５年(昭和２０年)８月２４日司令官室にて拳銃で自決された当時の着衣が展示されています。玉音放送にてすぐに終戦を迎え、復興の道を歩み始めたわけではありません。この展示品により、当時の壮絶な出来事を、改めて感じ取れる大変貴重な体験をさせて頂きました。

現在でも砲弾が飛び交っている地域があります。戦いは、終息に向わせるにも大変なエネルギーが必要です。当たり前のように感じているこの平和こそ、決して当たり前ではない状態。守り続けてゆかなければならない状況だと言うことを強く感じました。